こんにちは!専業トレーダーのたむです!
今日はユーロ円について分析していこうと思います!
日足分析
日足では現在、139.0円~144.2円まで520pipsの上昇をしていて、勢いが一旦止まっている状態です。
それに144.2円の天井付近でWトップのような形を形成しています。
ここで上に抜けるようであれば、三尊の形も見えてくるところですが、
他のクロス円の状態を見ると「このまま円安が続くと日本国にとっても悪材料しかない」ように思えます。
となれば、これ以上レートを上昇させるのは国としても不本意なはずです。
なのファンダメンタルズの視点から見ても、
ここでWトップを作って来週のスタートから高値付近でもじもじしてから終わりに向かって下落し始めるのではないかな?と思います。
とはいえ124.450円と133.0円の押し目のところを結んだ、上昇チャネルを下に抜けるまでは、
完全に下目線へ切り替わったとは言えないので、そこはしっかり観察していきましょう!
ちなみにですが、124.450~139.0で左肩、133.0~144.2で頭、という風に大きい目線での三尊も形成しているので、
『Wトップ+三尊の頭』というどっちにしろ下落のサインが揃いすぎているように感じます。
15分足分析
15分足ですが、お世辞にも綺麗なダウ理論を形成しているとは言い難い形を形成しています。
右肩ではさらにWトップも形成し、ネックラインを下に割っています。
上昇のチャネルラインも下に割っていることから15分足でも既に下降へ目線が切り替わり始めていることを感じます。
問題なのは左側に『意識されていそうなラインがない』ことです。
本来であれば少なからずダウ理論にのっとって、押し目·戻り目を付けながらトレンドは形成されていくものですが、
ウクライナからのヨーロッパ系通貨の急落急騰、
続けてクロス円の急騰と深い押し戻りを付けずに、トレンドを形成していきました。
こういった場合、既にポジションを保有している人たちは含み益でウハウハですが、
ポジションを持っていない人たちは、新規でポジションを取れそうなところがないんです。
なので、動きが止まったわかりやすいチャートパターンを形成するまで待つしかないです。
そこを待てないのであれば、勝ちトレーダーにはなれないです。
そういった想定をするのであれば、このままずるずる下落していくことがイメージできます。
肝になるのは、日足のWトップのネックラインである137.9のレートだと思います。
ですがその前に140.0~139.5付近で一旦調整かなにか挟みそうな気がします。
来週のトレード戦略としては
①日足での2つ、15分足でのWトップなど複数の転換のチャートパターンが重なっていること
②15分足で意識されそうなラインがない
以上の2つからじわじわと下落していくと思われます。
今週のワンポイントアドバイス
今週は「トレーダーの仕事 Part1」です!(part 2は明日の記事に掲載します!)
みなさんはトレーダーの仕事はしていますか?
こういうことを聞くと「当たり前!」や「トレードしているのが仕事でしょ?」という意見が上がってきそうですが、
トレードをする以前にもっとしなければいけないことがあります。
一連のトレードの流れを見てみましょう。
チャート分析→エントリー→決済→反省
というのがごくごく一般的な流れかと思います。
僕が考える流れはもう一つ大事なステップがあります。
それは…チャート分析とエントリーの間のステップでの、
『待つこと』です。
「え?」といった声が多数聞こえてきそうですが、よく考えてみてください。
みなさんはチャートを見た瞬間が自身の手法に、
最も適したタイミングかって考えたことありますか?
まだまだ伝えたいことがたくさんありますので、続きは6月26日の記事にてお伝えします!
この記事を読んで少しだけ、「自分がチャートを見たタイミングがチャンスかどうか」、
過去のトレード履歴とともに振り返ってみてくださいね!
それでは来週も良いトレードライフを!
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