8月小売売上高発表!予想を上回る好結果で円安加速

米国商務省は9月17日、8月の小売売上高を発表しました。季節調整済みの小売売上高は前月比0.1%増加し、市場予想(0.2%減)を上回る結果となりました。

8月の小売売上高は7107億7300万ドル、自動車、ガソリン、外食、建設資材を除いたコア小売売上高は0.3%増、無店舗小売り(オンラインストア)は1.4%増でした。

8月の小売売上高の結果は、以下のことを示唆しています。

  • 予想を上回る結果は、消費者の購買意欲が依然として高いことを示しています。
  • 売上高の増加は、インフレ圧力が続いていることを示唆しており、FRBの金融政策に影響を与える可能性があります。
  • 小売売上高の堅調さは、雇用市場の安定性と賃金上昇を反映している可能性があります。
  • オンライン小売売上高の1.4%増は、デジタル消費の継続的な成長を示しています。

8月の小売売上高を受け、米長期金利が上昇し、ドルの買い戻しが加速し、142.4円台をつけ、2円以上上昇しました。ドル円相場は現在、1ドル141円台後半で推移しています。

本日、FOMCの結果が発表されます。利下げはほぼ確実視されていて、0.25%ポイントの利下げの確率が約37%、0.5%ポイントの利下げの確率が約63%となっています。FOMCの結果が出るまで、市場の動きは様子見のムードとなると予想されます。

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