バイデン大統領が大統領選から撤退!市場はトランプ氏の当選を予想

バイデン大統領が大統領選からの撤退を7月21日に表明しました。そして、後継者としてハリス副大統領を支持すると述べました。

バイデン大統領が大統領選から撤退することになったのは、6月27日のバイデン大統領とトランプ前大統領とのテレビ討論会で、バイデン大統領は精彩さを欠き、トランプ前大統領を攻めきれなかったのが原因です。このため、民主党内部からバイデン大統領に対して大統領選への撤退要求が日増しに強まっていきました。そして、バイデン大統領は遂に撤退を決断する運びとなりました。

バイデン大統領はXで、「民主党の皆さん、私は指名を受けず、残りの任期は大統領としての職務に全力を注ぐことに決めました。2020年の党候補者としての私の最初の決断は、カマラ・ハリス氏を副大統領に指名することでした。そして、それは私にとって最良の決断でした。今日、私はカマラ氏を今年の党候補者として全面的に支持し、推薦したい。民主党よ、今こそ団結してトランプを打ち負かす時だ。やりましょう」と投稿しました。

ハリス副大統領は初の女性かつ黒人、アジア系の副大統領として党の主要な支持層から人気が高く、黒人女性を含む有色人種からの投票を獲得できるとして、大きく期待されています。

バイデン大統領の大統領選撤退を受け、トランプ前大統領はCNNテレビの電話取材で、バイデン大統領を「米国史上、最悪の大統領」と非難し、さらに、「ハリス氏の方が倒しやすい」と述べました。

なお、市場ではトランプ前大統領が勝利するという見方が強く、一部の投資家はトランプ前大統領が当選した後に起こりうる貿易障壁の拡大やインフレ率上昇を見込んだ「トランプ・トレード」に乗り出しています。

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