6月の全国消費者物価指数発表!補助金終了によるエネルギー価格高騰で物価上昇

総務省は7月19日、6月の全国消費者物価指数(CPI)を発表しました。総合指数は前年同月比2.8%増、生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は前年同月比2.6%増(市場予想2.7%増)、生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は前年同月比2.2%増となりました。なお、コアCPIは2ヶ月連続で上昇率が拡大しました。

CPIが上昇した要因はエネルギー価格の高騰にあります。その理由は、政府の電気・ガスへの補助金制度である電気・ガス価格激変緩和対策事業の補助金が5月で終了したためです。エネルギー価格は7.7%増(前月7.2%増)、都市ガス代は3.7%増(前月3.2%減)となりました。

一方、生鮮食品を除く食料は2.8%増(前月3.2%増)と10ヶ月連続で鈍化しました。

今後もエネルギー価格などの高騰が続き、CPI上昇率はしばらく高止まりする可能性があります。

また、円安は国内の物価に大きな影響を与えます。河野太郎デジタル相は7月17日ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「為替は日本にとって問題だ」、「円は安過ぎる。価値を戻す必要がある」と急激な円安による国内物価への悪影響を強調し、円安是正を主張しました。

免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。