中国の低迷が止まらない…

中国経済が大きく失速しています。

中国指数研究院が1月22日、2023年に差し押さえられた住宅件数が前年比で43%増加したと発表しました。また、商業用、住宅用、工業用、土地、車庫、駐車場などの物件の差し押さえ件数は79万6000件に上り、36.7%増加し、過去最高となりました。中国指数研究院によると、差し押さえ件数は2020年以降徐々に増えていて、2024年も増加すると見込んでいます。

不動産セクターが中国のGDPに占める割合は25~30%となっています。そのため、不動産市場の失速は、中国経済の失速につながります。

また、中国経済の失速が目に見えて現れているのは不動産市場だけではありません。株式市場も大きく下落しています。中国本土株の指標であるCSI300指数が5年ぶりに安値を付け、香港に上場する中国企業の株価は2005年の安値に迫る勢いです。

これを受け、李強首相は1月22日に開いた閣議で、株式市場の安定に向けて効果的な対策を求めました。上場企業の質と投資価値を高める必要性、中長期の投融資の呼び込み、市場の内部の安定性の強化が強調されました。また、資本市場の監督を強めて透明性の高い市場環境を作り、マクロ政策の一貫性を強め、政策ツールのイノベーションとシナジーを促すことで、経済の回復基調を確固たるものとし、資本市場の安定して健全な発展を促進していくとしました。

中国はGDP世界第2位の経済大国です。その中国の失速は、世界経済に大きな影響を与える可能性があります。

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