米11月CPIは市場予想通り FOMCを控えてドル円相場は様子見

11月の米消費者物価指数(CPI)が12月13日、発表されました。結果は、前月比0.1%上昇、前年比3.1%上昇と、市場予想と同じでした。なお、伸び率は10月が3.2%であったため、2ヶ月連続で縮小となりました。

コア指数については、前年比4.0%の上昇でした。うち、ガソリンは前月比6.0%下落、食品は前月比0.2%上昇です。持ち家の帰属家賃は前月比0.5%上昇、家賃も前月比0.5%上昇です。

一方、食品とエネルギーを除いたコア指数も前年比4.0%の上昇で、伸びは前月と同じでした。

この結果を受け、市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)は今夜発表の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方が強まっています。また、市場では利上げ局面はすでに終了し、来年は利下げ局面に入るとの見方が強まっていまするため、FOMC後のFRBパウエル議長の会見に利下げに関する示唆があるかが注目されています。

CPIの結果が予想通りであり、今夜のFOMCの発表を控えているため、ドル円相場には大きな動きがありません。現在、1ドル145円台半ばで推移しています。

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
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