FXは4時間足トレードが最強の理由…勝てる手法も一挙紹介!

私はスキャルピングのような短期売買には向いていない気がする…
FXは4時間足くらいの長期足でトレードしてみたい。

何かいい手法あるかな?

本記事ではこのような悩みに答えます。

みなさんはFXのトレードの際に4時間足をチェックしてますでしょうか?

チェックはしてるけど、大きな流れを見るくらいかな。

実はFXの4時間足というのは、機関投資家やヘッジファンドなどのプロも使う最強の時間足なので、これを見るか見ないかでトレードの結果が大きく変わってくる可能性があるのです。

そこでこの記事では、FXの4時間足が最強である理由を解説するとともに、4時間足を使った具体的なトレード手法をご紹介していきます。

スキャルピングのような短期売買で思うような結果が出ていない方必見の内容になってますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • FXで4時間足が最強な理由
  • FXの4時間足の最強トレード手法
  • FXを4時間足でトレードする際の注意点
目次

FXで4時間足が最強な理由

FXで4時間が最強な理由は次の3点です。

  1. チャートに張り付いてなくていい
  2. テクニカルが効きやすくエントリーポイントが明確
  3. 狙える利益が大きい

それぞれ詳しく解説していきます。

【FXで4時間足が最強な理由①】チャートに張り付いてなくていい

4時間足トレードの最大の魅力は、チャートを頻繁にチェックする必要がないことです。

これにより、忙しい日中でもトレードのチャンスを逃さずに済み、ストレスフリーで取引を行うことが可能になります。

昼間お仕事されている、副業トレーダーにぴったりかも。
スマホでチャートを数回チェックするだけでよかったりしますからね。

また、長期的な市場の動向を捉えることができるため、より計画的なトレードが行えるメリットもあります。

【FXで4時間足が最強な理由②】テクニカルが効きやすくエントリーポイントが明確

4時間足には、短期足に多く見られるいわゆるダマシが少なく、トレンドやチャートパターンがより明確に現れる特徴があります。

4時間足は多くのトレーダーが意識している時間足で、その分サポート・レジスタンスラインなどのテクニカルが効きやすいと言えるでしょう。

言い換えるなら、4時間足には安定感がある感じですね。

そのため、テクニカル分析の信頼性が高まり、より確実なトレード判断やエントリーポイントの見極めが可能です。

【FXで4時間足が最強な理由③】狙える利益が大きい

4時間足を利用することで、より大きな市場の動きに乗ることが可能です。

これは、一度の取引で大きな利益を狙えることを意味しており、短期足で小さな利益を積み重ねるよりも効率的な資金の増加が期待できます。

スキャルピングのような短期売買だと、忙しい割に利益が少なかったりしますからね。

また、スワップポイント狙いのトレードも可能で、トレードの幅が広がるのも4時間足のメリットです。

FXの4時間足でトレードするデメリットは2つ

4時間足を使ってトレードするデメリットをしいてあげるとするなら2つあります。
詳しく見ていきましょう。

FXを4時間足でトレードするとエントリー回数が限られる

時間足が長期になればなるほど、チャート形成に時間がかかるため、1日のうちに訪れるエントリーチャンスというのは限られてきます。

例えば、1日のうちに形成されるローソク足の本数で見ていくと、15分足が96本、1時間足が24本、4時間足だと1日に6本しか形成されないことになります。

つまり、4時間足を使ってトレードする際、場合によってはエントリーポイントが訪れるまで数日かかるケースもあるということです。

そのため、4時間足のトレードではエントリーチャンスが来るまで待てるかどうかが鍵になります。

逆に言えば、ポジポジ病にならなくていいかもしれません。

FXを4時間足でトレードすると損切り幅が大きくなる

4時間足のトレードは、狙える利益が大きい反面、損失も大きくなる可能性があります。

市場の大きな流れを捉えようとするため、思惑と逆の方向へチャートが動いた場合に損切り幅が大きくなってしまうんですね。
利益と損失は表裏一体です。

場合によっては100pips以上の損切りも当たり前になってきます。

そのため、4時間足を使ってトレードする際には、資金管理においてより慎重なアプローチが必要です。

【厳選】FXの4時間足の最強トレード手法7選

ここからは、4時間足を使ったトレード手法を厳選してご紹介していきます。

4時間足の特性を十分に活かし、なおかつFX初心者の方でもすぐに取り入れられる手法を中心に集めてみましたので、ぜひチェックしてみてください。

FXの4時間足を使ったレジサポや水平線のブレイク狙い

これは、シンプルなブレイク狙いのトレードを全て4時間足で行うというものです。

例えば、これまで主に5分足や15分足でブレイク狙いのトレードをやってきたとしましょう。

エントリーチャンスは多いかもしれませんが、その分ダマシも多く、勝率はそう高くないはずです。

それを4時間足を用いることによって、確実性や安定性をアップさせる形になります。

上のチャートはレンジブレイクを4時間足でエントリーしたものです。

これを15分足で入ったとすると、結果的にブレイクしているのにも関わらず、長い下ヒゲの動きで損切りの可能性が出てきます。

しかし4時間足でエントリーすれば、細かい動きにとらわれることなくポジションを保有できます。

このように、今までブレイク狙いでやってきたトレードを4時間足にするだけで、確実性が上がるのでぜひ試してみてください。

ただし、その分エントリー自体は少なくなるので注意しましょう。

FXの4時間足と移動平均線によるトレンドフォロー 

移動平均線は様々な使い方ができるテクニカルですが、4時間足で使用する場合はシンプルなトレンドフォローが効果的です。

中でも移動平均線のパーフェクトーオーダーを用いたトレンドフォローは、勝率も高く初心者から中上級までにおすすめの手法になります。

5日・25日・200日の3本の移動平均線を表示

ロングでエントリーする場合、上のチャートのように短期・中期・長期の3本の移動平均線が上方向を向き、順に綺麗に並んだ状態で、4時間足の陽線が確定した時点が具体的なエントリータイミングになります。

ショートの場合はロングと逆で、短期・中期・長期の3本の移動平均線が下方向を向き、順に綺麗に並んだ状態で、4時間足の陰線が確定した時点がエントリータイミングです。

なお、4時間足でよく使われる移動平均線の期間設定は以下の通りですので参考にしてみてください。

移動平均線の種類期間
短期移動平均線5、15、20、25
中期移動平均線50、75
長期移動平均線100、200

FXの4時間足と平均足・200SMAによるデイトレード〜スイングトレード

平均足とは、始値・終値・安値・高値を平均値で表したチャートであり、価格トレンドの方向性を明確に把握できる特徴を持っているテクニカル指標です。

この平均足と200日単純移動平均線を用いたトレードはいたってシンプルで、エントリーのルールは以下の通りになります。

FXの4時間足と平均足・200SMAを用いたトレードルール
  • 200SMAの上に平均足がある→ロング
  • 200SMAの上に平均足がある→ショート

具体的なエントリータイミングは、平均足の色が変わったタイミングです。

上のチャートのように200SMAの上に平均足がある場合は、陰線から陽線に変わったタイミングでエントリーします。

ショートの場合はこの逆ですね。

あとは、平均足が陰線に変わるまでポジション保有し続けます。

このように、平均足と200日単純移動平均線(SMA)によるトレードはとてもシンプルで経験の浅いトレーダーの方にもおすすめです。

ローソク足と平均足の違いについてはこちらの記事で詳しく解説してるのでチェックしてみてください。

FXの4時間足とエリオットを組み合わせたトレンドライントレード

エリオット波動とは、相場は「推進5波・修正3波」で成り立っており、これが繰り返されるとする理論のことです。

このエリオット波動の中でも、5波のうちで最も強く長い動きになることが多い「推進3波」を4時間足で狙っていきます。

具体的なエントリータイミングはとてもシンプルで、「推進3波」でトレンドラインを引き、押し目・戻りを4時間足で拾っていくというものです。

最も強い動きになりやすい「推進3波」の流れに乗ることによって、優位性の高いトレードが可能になります。

なお、エリオット波動についての解説や手法に関して、以下の記事で詳しく解説してるのでチェックしてみてください。

FXの4時間足と一目均衡表の「雲」によるトレンドフォロー

一目均衡表は、トレンド系に分類されるインジケーターのひとつで、長期足での使用が推奨されており、4時間足との相性が良いのが特徴です。

複数のラインで構成されている一目均衡表ですが、4時間足とのトレードでは「雲」のみを使用していきます。

一目均衡表の「雲」のみを使ってトレードするトレーダーは意外に多いんですよね。

一目均衡表の「雲」には、抵抗体・支持帯として機能する性質があり、そうした性質を利用し、4時間足でトレンドフォローを行っていきます。

上のチャートのように雲で反発したポイント、4時間足で陽線(下落の場合は陰線)が確定したところがエントリーポイントです。

なお、一目均衡表については下記の記事で詳しく解説してるので参考にしてみてください。

FXの4時間足とフィボナッチによる押し目買い・戻り売り

フィボナッチリトレースメントとは、フィボナッチ数列に基づいた比率を使ってトレンドの押し目や戻りを分析するテクニカル指標です。

具体的には、高値と安値を結んだトレンドラインを引き、フィボナッチ数列に基づいた比率である0%、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、78.6%、100.0%等に水平線を引いたものになります。

このフィボナッチリトレースメントの中でも、「23.6%」「38.2%」「61.8%」といったところでは相場が反応しやすく、なおかつ日足や4時間足といった長期足になればなるほど多くの市場参加者に意識されやすくなるため、絶好の押し目買い・戻り売りのエントリーポイントとして機能する傾向があります。

こうしたポイントで、4時間足の強い陽線(ショートの場合は陰線)や下ヒゲ(ショートの場合は上ヒゲ)を合図にエントリーすると、優位性の高いトレードが可能です。

FX4時間足とMACDによるトレンド転換狙い

トレンド転換を狙うなら、4時間足とMACDのダイバージェンスを利用した逆張りがおすすめです。

ダイバージェンスとは

値動きとテクニカルが逆行すること。

ダイバージェンスは、それまでのトレンドが弱まっている可能性を示唆し、トレンド転換の前兆として用いることができる。

上のチャートでは、価格が上昇しているのにも関わらずMACDの2つのラインは高値を切り下げるダイバージェンスが発生し、そこから価格が下落へと転じているのがわかります。

なお、4時間足とMACDを用いた具体的なエントリータイミングは以下の通りです。

4時間足とMACDを用いたトレードのエントリータイミング
  • ロング→MACD線がシグナルを下から上に抜ける(ゴールデンクロス)+4時間足が陽線もしくは下ヒゲ
  • ショート→MACD線がシグナルを上から下に抜ける(デッドクロス)+4時間足陰線もしくは上ヒゲ

MACDに関しては以下の記事でも詳しく解説してるので参考にしてみてください。

FXで4時間足を使ってトレードする際の注意点

4時間足でトレードする際の注意点は以下の5点です。

  1. ファンダメンタルズの変化
  2. FXの4時間足にもダマシはある
  3. FXの4時間足トレードはできるだけ流動性の高い通貨ペアをトレードする
  4. FXの4時間足でトレードする場合はデイトレードにとらわれない
  5. FXの4時間足のトレードにも日足や1時間足などのマルチタイムフレーム分析は必要

詳しく見ていきましょう。

ファンダメンタルズの変化

4時間足で行う、デイトレ〜スイングトレードといった長期スパンのトレードでは、ファンダメンタルズの変化に十分注意しなくてはいけません。

ファンダメンタルズとは

国や企業の経済活動状況を示す基礎的な要因のこと

特に経済指標の発表や政治的なイベントは、為替レートに大きな影響を与えることがあります。

これらのイベントは予測不可能な市場の変動を引き起こす可能性があるため、常に最新の経済ニュースに注意を払い、適切なリスク管理を行うことが重要です。

重要指標の中でも、特に米雇用統計は要チェックです。

FXの4時間足にもダマシはある

テクニカルが効きやすい4時間足ですが、いわゆる「ダマシ」が全くないわけではありません。

市場は常に変動しており、特定のパターンやシグナルが常に機能するわけではなく、4時間足を用いたトレードにおいても慎重な分析と確認が必要です。

4時間足も絶対ではないということです。
トレードに聖杯はありません。

FXの4時間足トレードはできるだけ流動性の高い通貨ペアをトレードする

4時間足でトレードする際は、流動性の高い通貨ペアを選択するようにしましょう。

なぜなら、マイナー通貨のような流動性の低い通貨ペアだと、ちょっとした要因で価格が乱高下してしまうからです。

一時的な急騰・急落が、設定していたストップに引っかかるかもしれません。

したがって4時間足でトレードする際には、流動性が高くある程度ボラティリティが高い通貨ペアを選ぶようにしましょう。

FXの4時間足でトレードする場合はデイトレードにとらわれない

4時間足でのトレードは、時にデイトレードよりも長いスパンでポジションを保有することが必要になります。

数日にわたりポジションを保有することも覚悟しましょう。

そのため、短期的な価格変動に一喜一憂せず、より大きなトレンドに注目することが重要です。

したがって、デイトレードにとらわれることなく、スイングトレードも視野にポジションを保有するようにしましょう。

FXの4時間足のトレードにも日足や1時間足などのマルチタイムフレーム分析は必要

4時間足でトレードする際にも、他の時間足を使ってトレードするのと同様、マルチタイムフレーム分析は必須です。

4時間足だけでなく、日足や1時間足など他の時間枠を用いたマルチタイムフレーム分析を行うことで、より優位性の高いトレードが可能になります。

異なる時間枠でのトレンドやパターンを確認し、環境認識の精度を上げていきましょう。

FXの4時間足に関するよくある質問

ここからはFXの4時間足に関するよくある質問に答えていきます。
何かわからないことがあった際の参考にしてみてください。

FXの4時間足と15分足だとどちらがおすすめですか

トレードスタイルやライフスタイルによります。

4時間足は中長期のトレンドを捉え、大きな利益を狙うデイトレード〜スイングトレードに適しています。

一方、15分足は短期的な価格変動を利用したスキャルピングやデイトレードに適しています。

FXは4時間足のみで勝てますか

FXに絶対はありません。

そのため、マルチタイムフレーム分析のようなしっかりとした環境認識はもちろん、各種インジケーターを併用することをおすすめします。

そして常に自身のトレードを検証することが必要です。

FXの4時間足はデイトレードとスイングトレードのどちらが向いていますか

デイトレードとスイングトレードのどちらにも向いており、どちらの方がより向いているということはありません。

そのため、デイトレードとスイングトレードを柔軟に使いわけることも必要になります。

FXの夏時間と冬時間で4時間足の更新時間は変わりますか?

変わります。

ちなみにMT4の夏時間の4時間足確定時刻は以下の通りで、冬時間になるとプラス1時間になります。

  • 02:00
  • 06:00
  • 10:00
  • 14:00
  • 18:00
  • 22:00

FXで4時間足と移動平均線を組み合わせてトレードする際、移動平均線の種類(SMA・ENAなど)や期間の設定はどうするのが一番いいですか?

とくにこだわりがなければ、移動平均線の種類は単純移動平均線(SMA)で問題ありません。

ちなみにSMAとEMAの違いとしては、SMAが市場の一般的なトレンドを捉えるのに対し、EMAは直近の価格変動により敏感に反応することがあげられます。

なお、4時間足でトレードする際の移動平均線の期間は、50日〜200日に設定するのが一般的です。

FXの4時間足でスキャルピングはできますか

4時間足はスキャルピングには通常推奨されません。

スキャルピングは短期的な価格変動を利用する戦略であり、1分足や5分足のようなより短い時間足が適しています。

FXの4時間足を使ったトレードはどのような人におすすめですか?

「FXで4時間足が最強な理由」のパートでも解説してますが、4時間足を使ったトレードは忙しい日中に頻繁に市場をチェックできない人や、より大きな市場の動きに基づいてトレードしたい人におすすめです。

また、数秒から数分程度の極端に短い時間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるスキャルピングは、トレンドが見分けにくくリスクも高いため、4時間足でのトレードはFX初心者の方にもおすすめです。

FXの4時間足まとめ

ここまで、4時間足のトレードについて詳しく見てきました。

FXの4時間足のトレードには多くのメリットや優位性があることがおわかりいただけたかと思います。

最後に、FXで4時間足が最強な理由とデメリットについてもう一度確認しておきましょう。

FXで4時間足が最強な理由
  • チャートに張り付いてなくていい
  • テクニカルが効きやすくエントリーポイントが明確
  • 狙える利益が大きい
FXの4時間足でトレードするデメリット
  • FXを4時間足でトレードするとエントリー回数が限られる
  • FXを4時間足でトレードすると損切り幅が大きくなる

もし、これまでに短期足でのトレードで思うような結果が出ていないのであれば、4時間足のトレードが勝てるきっかけになるかもしれません。

デメリットや注意点を踏まえた上で、ぜひ4時間足のトレードにチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

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