Forex Tester 5のトレード検証方法を画像付きで解説|経済指標・FOMC政策金利 編

Forex Testerは、多くのトレーダーから高く評価されている検証ソフトです。検証に使えるツールはいくつかある中、トレーダーのニーズに応える機能が満載で、各自のトレード手法・戦略に磨きをかけるのに役立ちます。

検証するテーマは、できるだけ1、2点に絞り、トレードを重ねていくことで、改善策が見出しやすくなります。悩みがちなのが検証テーマの決め方で、Wiki FXでも、数回に渡りForex Testerの検証テーマの決め方や検証の進め方をご紹介してきています。

今回は、稼ぎ時として名高いFOMC政策金利やNFP(雇用統計)CPIなどをテーマに、Forex Testerでトレードの戦略を練っていきます。どうぞ、経済指標トレードでひと稼ぎ狙っているトレーダーは参考にしてみて下さい。

この記事でわかること
  • Forex Testerが経済指標トレードの検証に使える
  • 重要な経済指標
  • FOMC政策金利の発表を狙ってトレード検証する方法
  • その他経済指標トレード(NFP、CPI)で検証する方法
WikiFX Japanオススメのトレード検証ソフト『Trade Trainer』

MT4利用者のトレード検証には「Trade Trainer」がオススメ!

Trade Trainer 通称“トレトレ”ならMT4のインジケーターを使ってトレード検証が可能です。

普段使っているMT4にEAとして入れるだけで使用できるので、かなり便利ですよ!

マルチタイムの分析にも対応しており、FX検証ソフトとしてはリーズナブルな価格で導入できるのもポイントです!

目次

Forex Testerは経済指標トレードの検証も可能

Forex Testerはテクニカル分析向けの検証ツールだというイメージがあります。しかし、ファンダメンタルズ派も、同様にForex Testerでしっかり検証していけます。

テクニカルもファンダメンタルズも気になる・・・

経済指標時のトレードを練習したい・・・

Forex Testerなら、過去の重要なニュース
があった時に戻ってトレードできるのです!

例えば・・・ コロナウイルス勃発、ロシアのウクライナ侵攻、各種経済指標のデータ発表など、ニュース速報時にどのように市場は反応するものなのか、トレード戦略をアルタイムチャートで探ることができます。

とくにFXトレードで注目されているのが、米国の経済指標です。

最も重要だといわれる経済指標とは

各通貨の相場動向は、日々公表される経済指標の影響を強く受けています。最も重要だといわれている経済指標を、この機会に軽くチェックしておきます。

経済指標のトピック注目度が高い備考
中央銀行政策金利
(世界の4大中銀)
・FED/FRB/FOMC(米国)
・BOE(英国)
・ECB(欧州)
・BOJ(日本)
米国が注目度ナンバーワン
中国やトルコの金利にも
注目が集まりやすい。
NFP(雇用統計)Non-Farm- Payroll
非農業部門雇用者数、失業率など
米国が最重要
欧州、英国、日本、中国も考慮
CPI(消費者物価指数)Consumer Price Index
→物価指数のことで、政策金利に
ダイレクトに影響を与える
米国が最重要
政策金利発表前に公表される
ことが多い
ISM(製造業景況感指数)
PMI(購買担当者景気指数)
製造業の景気を計る数値
数値が高いほど好景気
米国が最重要
PMIの数値はインフレ率にも
つながりやすい
Service PMIサービス業の景気を計る数値
数値が高いほど好景気
米国が最重要でも
製造業ほどの影響力はない
Trade Balance輸出額と輸入額
プラスマイナスのトータル額
米国が最重要
基本的に輸出額が重視される
PPI、Retail Sales、その他生産者物価指数やリテールセールスなど
でインフレ率や消費者の購買力を測る
時期によって、
他にも注目される指標がある

検証したい経済指標トレード3つのテーマ

今回は、検証テーマとしてとくに注目度が高い3つのテーマを選んでみました。

  • FOMC政策金利 
  • CPI(消費者物価指数) 
  • NFP(非農業部門雇用者数)

FOMC政策金利でFXトレード検証!

FOMC(Federal Open Market Committee)は、日本でいえば日本銀行の政策決定ミーティングと同じようなイベントです。米国の金融政策がFOMCにて決定されます。当然ながら、米国の金融政策の結果から、あらゆる国・あらゆる金融商品が多大な影響を受けます。

FOMC政策金利の決定は、経済指標の中で最も重要だといっても過言ではありません

世界中が息をひそめてチャートとニュース速報を注視する瞬間です。大手投資機関・個人トレーダーが待ち構えるFOMC政策金利は、発表と同時に相場が乱高下する傾向にあり、大きな値動きが期待できます。

大損のリスクが高まるものの、
大きく稼げるチャンスなのです。

様々な思惑が巨大な注文となって入り乱れる発表当日は、失敗と成功は紙一重。当日に向けて準備しておくことが欠かせません。政策金利発表を狙って各自のトレード戦略を固めていくのに、Forex Testerが大活躍するのです。

政策金利発表でトレード検証するステップ

今回の検証は、資金5万円で
FOMCでどれくらい稼げるがやってみます!

  1. FOMC政策金利発表のスケジュールを調べる(過去・予定)
  2. 政策金利発表前後の経済指標もチェックしておく
  3. 市場予想を調査、おおむねの予想を立てておく(シナリオ2~3つぐらい)
  4. Forex Testerで過去の発表日前後を表示する
  5. エントリー・エグジット、手法の検証
  6. 検証結果から戦略をまとめる

どのようにトレードを計画すべきなのか、3段階ぐらいに分けてForexTesterで方法を探ります。政策金利発表前後の過去チャートを動かしながら、FOMCと相場動向の関係や市場の反応が見ていけるのです。

FOMC/経済指標の日程を調べる方法

政策発表の日時は、各FX会社(国内・海外)が提供している経済指標カレンダーにて、調べることができます。また、下記のサイトからも調べて頂けます。

FOMC's target federal funds rate or range
Policy Tools – the FEDERAL RESERVVE SYSTEM

Meeting calendars, statements, and minutes – Federal Open Market Committee

経済指標カレンダー – Trading Economics

Forex Testerのニュース表示からも調べられる

チャート画面を右クリック→メニュー「ニュースを表示」にチェックを入れると、米国のニュース情報が国旗マークで出てきます。

過去の発表時をForex Tester5で表示する

Forex Tester5のホーム画面、チャートのスピードを調整するメニューから「ジャンプ」を選択します。上図の小ウィンドウが表示されますので、「検索」を選択して移動したい日時を入力します。青い「検索」ボタンを押すと、指定の日時の過去チャートが表示できます。

シナリオは3つぐらい

  • 利上げだった場合
  • 利下げだった場合
  • まったく予想外の結果だった場合(サプライズ)

というように、いくつかのパターンを想定しておきます。

シナリオを設定するのに、CMEの「FED Watch Tools」の政策金利予想が役に立ちます。ほぼ90%、予想が一方向になる場合は当日よりも前後に大きな動きが出る可能性があります。予想比率は当日まで日々変動していきます。様子を見ながら、臨機応変に戦略を練るのがベストです。

出典:FED Watch Tools – CME

「FED Watch Tools」とは、CMEが金利先物商品の売買状況をもとに、政策金利予想を算出したデータのことです。

発表日時を主軸に3段階で考案してみる

今回のFOMC政策金利に向けたトレード検証では、大きくトレード機会を3段階に分けてみます。

  • FOMC政策金利 発表前
  • FOMC政策金利 発表直前・直後
  • FOMC政策金利 発表後 

発表前~

FOMC政策金利の発表を控えている時は、市場の予想に応じて数日前から相場に反映される傾向にあります。状況によりますが、USDJPYの場合だと、一般的には利上げの期待が強まると「買いムード」で、利下げ予想が優勢になると「売りムード」で相場が動くことが多いです。

2021年6月16日コロナ回復後、徐々にインフレ率が上昇し始め、利上げへの観測が出始めた時のチャートを見てみます。

2021年6月16日FOMC政策金利(6月11~14日時点)
USDJPY 30分足チャート

政策金利発表前の6月10日、まず米CPI前日に「物価上昇?利上げ?」への期待から、USDJPYは上昇に向かいました。CPIは予想を上回り一旦急上昇をしているものの、同日に発表された失業率が予想下回り、かつFRBの「一時的な物価上昇、早期の金融緩和は期待できない」とのコメントから下降に向かっています。

しかし、CPI上昇を受けて、金利先物市場では「今後の利上げ回数予想を上方修正」したことから、ドルが大きく買われる結果となっています。16日の利上げ発表への期待が強まり、11日~14日にかけて手堅い上昇トレンドが形成されました。上図チャートは、ちょうどフィボナッチ78.6で大陽線が反発したところです。

果たして、いつ頃、いくらぐらいで仕込んでおくべきか?

をこの段階で準備し始めます。(数日前のボラティリティも結構稼ぎ時かもです!)

  • 次のローソク足が上に向かえば、フィボナッチ100.0まで上昇する可能性がある
  • 次のローソク足が78.6を下回れば、61.8まで下がる可能性がある
  • 61.8は黄金比率で重要な数値。このラインで反発するか下にブレイクするかで方向性が見えてくる

そこで、16日の政策金利の前に発表される経済指標が他にないかも調べておきます。

調べてみると、PPI、Retail Sells(小売り売上高)と輸入・輸出データなど、影響を与えそうなデータの発表があることがわかりました。また、欧州・日本・中国など主要国でコロナ回復が確認できれば、利上げ観測も強まると見ていけます。

発表前の経済指標の結果次第でポジションを決める
USDJPY 30分足チャート

フィボナッチ61.8のラインにて、ちょうど日本、欧州、スイス、英国と好データが連続します。コロナから確実に回復を見せていることから、利上げ観測が高まりました。「買い0.07ロット」で仕込んでおきます。ところが、リテールセールスのデータは予想を下回り、利上げの可能性が弱まってきました。フィボナッチ161.80を反転したこともあり、ここで「売り0.03ロット」のヘッジをかけておくことにしました。

あとは発表を待つばかりです。

発表直前・直後

FOMCの発表が近づいてきました。動きが早くなるので、時間足は短時間に切り替えて待つのもよいでしょう。発表された時にどう動くのか、頭の中でシュミレーションしながら、発表を待ちます。

  • 利上げ → クローズ「売り」ポジション
  • 現状維持 → クローズ「買い」ポジション
  • 予想外の発表 → 様子見
USDJPY 30分足チャート

今回は、利上げなし・現状維持という結果になり、若干予想を裏切られた感じなのですが・・・。即判断は禁物です。その後のスピーチで、政策に関する言及を確認する必要があります。

FOMCのスピーチでは、コロナからの回復とともにインフレーションの上昇が始まると予想、年明け以降の具体的な利上げ計画を公表しています。利上げの可能性を受けて、USDJPYはわずか数分で90pips程度上昇しました。

「売りポジション」は損切、「買いポジション」は利確で、結果54ドルの利益でした。

発表後~翌日

さて、政策金利トレードはここで終わりではありません。ぜひ狙いたいのが、次のNZ市場・東京市場のオープン時です。翌日になって目を覚ましたNZ、東京にて、深夜のFOMCの結果が知らされます。その影響が相場に反映されるため、値動きが期待できます。

USDJPY 30分足チャート

NZ市場では、前日のFOMCの流れからUSDJPYは上昇に向かうかの気配を見せます。レジスタンス付近にある点が不安でしたが、便乗するつもりでエントリーしてみたところ、すぐに反落に向かったため「即損切」しました。フィボナッチ161.8、と過去のフィボナッチ261.8から折り返し、さらに4H足レジスタンス近辺であることから下がる可能性を見て「売り」で3回入ります。

想定どおりに相場は下げ。日本のCPIは利上げ実施にはまだ時間がかかるとの幻滅もあったからか、欧州市場オープンとともに大きく下げて、利確できました。

0.03ロットずつで、24ドル稼げました。

検証ポイント・注意点

今回の政策金利トレードで、数日前のデータが金利予想に大きな影響を与える、ということがわかりました。また、利上げへの期待がドル買いに及ぼす影響は想定以上に大きく、同様に利上げの期待が減少した場合の影響も大きいと実感できました。

  • 政策金利発表前にどのようなデータが公表されるか
  • どのタイミングでエントリーしておくか
  • 発表直後の市場の反応
  • どれくらいの値幅・時間でエグジットすべきか
  • 翌日の値動き予想

政策金利トレードは、経済指標スケジュールを見ながらのチャート分析が読みを深めるポイントです。発表数日前の経済指標のデータに対して、どのように反応しているのかを探ることで、発表後の動きのヒントを掴むことができます。

利上げ・利下げに対する市場の反応は、その時々の状況によって異なります。

何を市場が期待・予想しているのか、事前調査が肝心なポイントになるでしょう。

CPI(消費者物価指数)でFXトレード検証!

さて、経済指標トレードとして、もう1つ検証してみたいのがCPI(消費者物価指数)です。2021年のコロナウイルスからの回復以来、ロシア・ウクライナ問題と続き、2022年~2023年は深刻なインフレーションと相次ぐ利上げが繰り返されています。

相場に影響を与える各国の政策金利は、CPIの結果と密接につながっています。

物価が上昇しているのか、落ち着いているのか、はたまた下がっているのか、CPIの結果次第で市場の反応も大きく変わってくるのです。

CPIは政策金利を予想する重要な材料なんだね。

そうなんです。それだけに、CPIの時は
大きな値動きが期待できるのです。

では次に、CPIトレードをForexTesterで検証してみましょう。

発表から発表後までのステップ

  • これまでのCPIと政策金利の流れを理解しておく
  • トレードするCPIのスケジュール・市場予想を確認
  • トレードするCPIの日時をForex Testerで表示
  • CPI予想・戦略を立ててトレード(エントリー・エグジット)
  • 検証結果をまとめてトレード手法に取り入れる

今回のCPIトレード検証では、40年ぶりの上昇率を見せた2022年10月を選んでみました。

CPIトレード検証

40年ぶりのCPI上昇率(2022年10月)
USDJPY 15分足チャート

13日、アジア市場オープンからCPI発表にかけては、様子見入り、ほとんど値が動いていません。直前にレンジのサポートを反発したので「買い」で入ったところ、即損切りとなりました。そこで、用心して発表2時間前ぐらいに、0.04ロットづつ両建てで構えることにしました。

CPIの結果は予想を上回りました。大幅利上げの可能性が市場に蔓延していきます。

発表直後のUSDJPYは一気にジャンプ、「売りポジション」は損切、「買いポジション」は上り詰めたところで「利確」できました。ただ、その後失業率の数字が上がっていたため、相場は下がり始めてしまいます。調子にのって「買い」続けたところ損切の連続となりました。

それでも、40年ぶりのCPI上昇率と記録的なデータだったことから、まだ上に向かうと読みます。「買い」で数回小さな利益を得て、手仕舞いしました。翌日を見ると、欧州でも高インフレの気配がありUSDJPYも148.45の高値をつけています。

数時間のCPIトレードは、損切も結構あったものの、トータルの利益は43ドルでした。

検証ポイント・注意点

記録的なデータだった時はとくに上昇率(下落率)は激しいと想定できます。強気のエントリーがよいでしょう。しかし、同時に、CPI発表と同時に失業率やPPIなど重要データの発表もあるため、確認が欠かせません。

  • CPIがどれくらい上昇(下降)しているのか事前にチェック
  • 原油やガス、小売り、PPIからもCPI予想
  • エントリーのタイミング
  • ボラティリティが高すぎる時の対処法
  • 翌日への影響を予想

勝った後の損切ではムキになりがちなので注意が必要でした。とくにボラティリティが激しい時は、すぐに大きく勝てると錯覚しがちです。

今回のように上下激しい相場では、勢いに流されないトレード戦略が必要です。

CPIの数値が、予想を上回る(下回る)る局面に集中して検証してみると練習になります。

NFP(非農業部門雇用者統計)でFXトレード検証!

そして、経済指標で忘れてはならないのがNFP(米雇用統計)です。NFPから、米経済のGDP成長率が伺えるため、非常に重要視されるデータです。

何回も痛い思いをしたから、絶対に成功したいの!

NFPはFXではとりわけ注目度が高く、激しい値動きが期待されています。金曜日の夜であることから日本人トレーダーにも人気の局面で、失敗を経験したトレーダーも少なくないでしょう。Forex TesterでNFTトレードを練習して、テクニックを磨いていきましょう。

発表から発表後までのステップ

  • これまでのNFPと市場の反応を理解しておく
  • トレードするNFPのスケジュール・市場予想を確認
  • トレードするNFPの日時をForex Testerで表示
  • NFP予想・戦略を立ててトレード(エントリー・エグジット)
  • 検証結果をまとめて戦略を立てる

米経済の底堅い強さは、インフレ・連続利上げの最中でもNFTや各種データを通して実証されてきました。しかし、時にはNFTから米経済のぐらつきを垣間見ることがあります。ここでは、統計結果がネガティブに作用したケースをあえて取り上げてみました。

NFPトレード検証

ネガティブ効果が相まってドル暴落(2023年3月10日)

USDJPY 30分足チャート

そもそも3月6日(月)にスタートを切ったこの週は、NFP以前にネガティブなデータやニュースが相次ぎました。まず、7日あたりから米シルバーゲイト銀行の破綻が危ぶまれドイツ、EU、中国が立て続けにネガティブなデータを発表。米国の利上げ観測よりも、世界経済全体の弱体化が危惧され始めたのです。USDJPYは、徐々に下降トレンドを形成していきました。

そしてNFP発表を控えた欧州時間にて、だめ押し的に米SVBの経営破綻が突如報道されたのでした。FEDやJPモルガンの支援策が期待され、一旦は買いを促しますが、NFP発表におけるわずかな失業率の低下にて、USDは爆発的に売られる結果となりました。

シルバーゲイトに続いて、SVB銀行破綻の報道があった時には、ほとんどのニュースメディアでリーマンショックが引き合いに出されました。「これはデータに関係なく下がる」と市場心理の悪化を感知するに至り、フィボナッチで反落したのを機に「売りポジション」で161.80を目安に待ちました。次は261.8までの下落を狙い「売り」繰り返しました。

損切は1回だけで2ドルの損失。0.04ロット×4回の売りで117ドル稼げました。

検証ポイント・注意点

経済指標だけでなく、ニュース速報を考慮した分析がプラスに働きました。あと、リーマンショックの知識が多少あったことも今回の判断のポイントとなりました。加えて、欧州・中国とネガティブなデータが続いたことで、「売り」の確証を強める結果になったようです。

  • NFP統計データが利上げに及ぼす影響を想定する
  • NFPの市場予想
  • 発表がある週の経済指標データ
  • エントリーのタイミング(エグジット)
  • その他のニュース速報のチェック

経済指標とトレードでは、ニュース速報のチェックが必須です。

Forex Testerのトレードでもニュースもチェックすることで、よりリアルな検証ができます。

Forex Testerで経済指標トレード検証のまとめ

今回は、Forex Testerを使って経済指標トレードを検証する方法をご紹介いたしました。もちろん、データごとの解釈はトレーダーごとに異なりますし、市場のリアクションが不可解なことはよくあります。

結局は損切を徹底しつつ、タイミングよく発表後の荒波にひと乗りできるかどうかが勝負となってきます。そのためにも、狙った指標のみでなく、その他の指標の数値や市場のリアクションの研究が成功のポイントとなるでしょう。

FOMCやCPI、NFPなど注目度が高いデータの発表時は、Forex Testerを早送りしたかのごとくスピードであっという間に上下していきます。波に乗れれば、短時間でもサラリーマンの給与1日分ぐらいは稼げます。しかし、一方ではロスカットのリスクが高まる非常に危険な局面でもあります。油断は禁物。初心者にはおすすめできないトレードですので十分に注意するよう気をつけて下さい。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外在住トレーダー&ライター: NY移住歴5年、ロンドン、ロシアと海外移住しながら、 トレーディングとライティングをこなす。 日本・海外と徹底したリサーチと情報収集力が強み。毎日数社のニュースメディアの情報を追っている。 FX、CFD、株式、エネルギー、貴金属、仮想通貨と分散投資でヘッジしながら短期・中長期でバランスをとる手法。 投資歴9年、ライター歴7年 前職: IT商材・太陽光発電・蓄電池等の営業、IT・エネルギーの専門知識あり Xにて投資・金融・エネルギー・政治・動物系の情報を発信。

コメント コメント 0

コメントする