米10月ISM非製造業景況指数発表!予想を上回り2年ぶりの高水準

米供給管理協会(ISM)は11月6日、10月の非製造業景況指数を発表しました。結果は56.0と市場予想(53.6)を上回り、前月(54.9)から上昇しました。これは約2年ぶりの高水準で、米経済の底堅さを示唆する結果となりました。

内訳は、新規受注指数が57.4と前月比2.0ポイント減でしたが、6月以降4ヶ月連続で拡大しました。雇用指数は53と前月比4.9ポイント増で拡大しました。仕入れ価格は58.1%と前月比1.3ポイント減で、コロナ禍前の水準となりました。

業種別で見ると、18業種中14業種が拡大をし、中でも建設、公益事業などが好調でした。

11月1日に発表された10月雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比1万2000人増と、市場予想(11万3000人増)を大幅に下回り、2020年12月以来の低水準となりましたが、10月ISM非製造業景況指数では雇用は拡大したという結果になりました。

米10月ISM非製造業景況指数を受け、ドル買いが加速しました。

なお、米大統領選のため、市場では投開票を見極めるために、ポジション調整の売買が交錯しています。現在、開票が始まっており、トランプ氏優勢で、ドル買いか加速し、ドル円相場は現在1ドル152円後半で推移しています。

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