1月~9月のSNS型投資詐欺の被害総額703億円以上!

警視庁のまとめによると、1月~9月のSNS型投資詐欺の被害総額が約703億4000万円に上ることがわかりました。前年同期比では約552億6000万円の増加、認知件数は3771件増加の5092件でした。この数字は特殊詐欺の中でも特に深刻な状況を示しています。

SNS型投資詐欺の主な手口は、著名人のなりすまし、詐欺投資案件の広告、AIによる偽動画です。投資詐欺の広告を目にするのはインスタグラム、フェイスブックの広告が多いです。そして、LINEでのやり取りするケースが多いです。

マカフィー社は、2024年オンライン詐欺で悪用されやすい日本の著名人TOP10を発表しました。

  1. 泉房穂氏(コメンテーター・弁護士)
  2. 堀江貴文氏(実業家)
  3. テスタ氏(投資家)
  4. 池上彰氏(ジャーナリスト)
  5. 岡崎哲二氏(経済学者)
  6. 岸博幸氏(経済評論家)
  7. 西村博之氏(実業家)
  8. 小川彩佳氏(フリーアナウンサー)
  9. 荻原博子氏(経済評論家・ジャーナリスト)
  10. 村上世彰氏(投資家)

インターネット上で、これら著名人が投資に案内する広告を見たら、詐欺の疑いが高いので、注意してください。また、SNSでこれら著名人のアカウントを見かけたり、DMが送られてきても、詐欺の可能性があるので注意しましょう。

本物か偽アカウントかを判断する方法、主に以下の通りです。

  • Xの場合、ブルーバッジの有無:偽アカウントにはブルーバッジがありません。
  • フォロワー数:偽アカウントはフォロワー数が少ないです。

また、先月末、SNS型投資詐欺に使われる口座を開設した疑いで中国籍と韓国籍の4人が逮捕されました。警察によると、開設された銀行口座に凍結されるまでの約1ヶ月間に約1億7700万円の入金がありました。うち、振り込んだ少なくとも35人は被害者で、合計1億3000万円に上ります。

彼らの手口は、SNSに広告を出し、投資の勉強ためのLINEグループに誘導し、架空のFX会社に誘導し、お金を騙し取るというものです。この手口は猛威を振るっており、多くの人が騙されています。

これら架空FX会社の特徴の一つは、振込先が個人名義です。振込先に個人名義の口座を指定されたら、理由に関わらず、詐欺を疑いましょう。

SNS型投資詐欺は年々急増しており、手口も新しくなっています。違和感を感じたり、利回りが高かったり、「絶対儲かる」と言われたら、詐欺を疑いましょう。

免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

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この記事を書いた人

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