SNS型投資詐欺の主な手口は、著名人のなりすまし、詐欺投資案件の広告、AIによる偽動画です。投資詐欺の広告を目にするのはインスタグラム、フェイスブックの広告が多いです。そして、LINEでのやり取りするケースが多いです。
マカフィー社は、2024年オンライン詐欺で悪用されやすい日本の著名人TOP10を発表しました。
- 泉房穂氏(コメンテーター・弁護士)
- 堀江貴文氏(実業家)
- テスタ氏(投資家)
- 池上彰氏(ジャーナリスト)
- 岡崎哲二氏(経済学者)
- 岸博幸氏(経済評論家)
- 西村博之氏(実業家)
- 小川彩佳氏(フリーアナウンサー)
- 荻原博子氏(経済評論家・ジャーナリスト)
- 村上世彰氏(投資家)
インターネット上で、これら著名人が投資に案内する広告を見たら、詐欺の疑いが高いので、注意してください。また、SNSでこれら著名人のアカウントを見かけたり、DMが送られてきても、詐欺の可能性があるので注意しましょう。
本物か偽アカウントかを判断する方法、主に以下の通りです。
- Xの場合、ブルーバッジの有無:偽アカウントにはブルーバッジがありません。
- フォロワー数:偽アカウントはフォロワー数が少ないです。
また、先月末、SNS型投資詐欺に使われる口座を開設した疑いで中国籍と韓国籍の4人が逮捕されました。警察によると、開設された銀行口座に凍結されるまでの約1ヶ月間に約1億7700万円の入金がありました。うち、振り込んだ少なくとも35人は被害者で、合計1億3000万円に上ります。
彼らの手口は、SNSに広告を出し、投資の勉強ためのLINEグループに誘導し、架空のFX会社に誘導し、お金を騙し取るというものです。この手口は猛威を振るっており、多くの人が騙されています。
これら架空FX会社の特徴の一つは、振込先が個人名義です。振込先に個人名義の口座を指定されたら、理由に関わらず、詐欺を疑いましょう。
SNS型投資詐欺は年々急増しており、手口も新しくなっています。違和感を感じたり、利回りが高かったり、「絶対儲かる」と言われたら、詐欺を疑いましょう。
免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
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