米9月雇用統計発表!予想上回る好結果で円安加速

米労働省は10月4日に9月雇用統計を発表しました。結果は非農業部門の雇用者数が前月比25万4000人増加し、市場予想の14万人増を大きく上回りました。なお、過去6ヶ月で最大の伸びを記録し、労働市場の強さを示しています。

また、失業率は4.1%に低下し、前月の4.2%から改善しました。市場予想は4.2%で横ばいだったので、こちらも予想を上回る好結果となりました。これは労働市場の堅調さを裏付けています。

時間当たりの平均賃金は前月比0.4%上昇、前年同月比: 4.0%上昇でした。市場予想の3.8%増を上回り、賃金の伸びは過去4ヶ月で最大となりました。

雇用統計の強い結果を受け、11月のFOMCでの大幅利下げ観測は後退しました。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)FedWatchツールによると、11月のFOMCで0.50%ポイントの利下げの確率が0%、0.25%の利下げの確率は93.4%、据え置きの確率は6.6%となりました。

雇用統計を受け、ドル円は146円台半ばから148円台半ばまで、2円以上上昇しました。さらに、その後も上昇は続き、149円を超え、1ヶ月半ぶりとなる高値水準を付けました。ドル円相場は現在、1ドル148円台半ばで推移しています。

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