米労働省は8月14日、7月の消費者物価指数(CPI)を発表しました。結果は前月比0.2%増(6月0.1%減)、前年同月比2.9%増(6月は3.0%増)という結果でした。前年同月比が3%を切ったのは、2021年3月以来のことです。インフレ沈静化の傾向が続いていることを示す結果となりました。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIについては、前月比0.2%増(6月0.1%増)、前年同月比3.2%上昇(6月は3.3%増)で、2021年4月以来の低水準となりました。
なお、今回の結果は市場の予想通りでした。
7月CPIの結果を受け、利下げ観測が強まったため、CPI発表直後ドルは売られ、ドル円相場は146.58円まで下落しました。しかし、大幅利下げの観測が後退したため、ドル売りは限定的となり、市場は反発、147.58円まで戻しました。現在、ドル円相場1ドル147円半ばで推移しています。
免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。