グルトレ(グルグルトレイン)という手法をご存知でしょうか?
FXトレードの技術や手法のトレンドも刻一刻と変化しています。
そんな中で「革新的だ!」と注目を集めている手法がグルトレです。
この手法は、川崎ドルえもんというトレーダーによって考案されたグルトレは、本当に稼げるのでしょうか。
また、川崎ドルえもんとは一体何者なのでしょうか。
深く掘り下げて解説していきます。
- グルトレの基本とそのメカニズム
- 川崎ドルえもんの資金管理術
- グルトレのやり方
- 実践者の声と成功事例
本当に使える手法なのか、気になるところですよね…!
FX取引に革命をもたらすグルトレとは?
まずはグルトレとは、どのような手法なのか具体的な中身を見ていきましょう。
そしてグルトレを考案した川崎ドルえもん氏についても詳しく解説していきます。
グルトレとは何でしょう?気になりますねぇ!
グルトレの基本と起源
グルトレ、またはグルグルトレインは、川崎ドルえもん氏が考案したFX取引手法で、IFD(イフダン)注文と指値注文の組み合わせによって構成されています。この手法は、市場の動きに関わらず利益を出すことを目的としており、特にレンジ相場でその効果を発揮します。
相場の70%はレンジ相場なので、理にかなっているかもですね!
新規の注文とその注文に対する決済注文を同時に出すトレード方法です。
指定した新規注文の値に相場が動いたときに自動で新規注文が入ります。さらに指定しておいた決済注文の値に届いたときに自動で決済を行ってくれます。
具体的には、1円あたりIFD注文20個と指値注文1個を組み合わせ、これらを一つのセットとして取引します。
グルトレのメカニズムは、価格が上がるか下がるかの判断を自分で行い、10pipsごとに10個のIFD注文をロングとショートでそれぞれ行います。これにより、市場の動きに応じて自動的に取引が行われるようになっています。また、サポートと呼ばれる指値注文は、グルトレが終了するまで決済しないという特徴があります。
このシステムは、裁量トレードに限界を感じた川崎ドルえもん氏によって開発され、精神的な負担を減らしながら利益を得ることを目指しています。
自動化トレードは忙しい人でもトレードができるし、夢がありますよね!
グルトレのメカニズム解説
グルトレの基本は、1円(100pips)を周期にトレードを行う「1円グルグルトレイン」です。
子本体は50pips毎に決済される設定にして、取引量は1,000通貨として例が出されています。
そもそもどこからどこまでのレンジで推移しているのかを見抜く力が必要ですね。。
例えばドル円100円~101円の間のレンジでグルトレ(ロング)を実践する場合、10pips毎に買い(ロング)と売り(ショート)をセットしていきます。
101.0円 | 1,000通貨買い(101.5円で決済) | 1,000通貨売り(100.5円で決済) |
100.9円 | 1,000通貨買い(101.4円で決済) | 1,000通貨売り(100.4円で決済) |
100.8円 | 1,000通貨買い(101.3円で決済) | 1,000通貨売り(100.3円で決済) |
100.7円 | 1,000通貨買い(101.2円で決済) | 1,000通貨売り(100.2円で決済) |
100.6円 | 1,000通貨買い(101.1円で決済) | 1,000通貨売り(100.1円で決済) |
100.5円 | 1,000通貨買い(101円で決済) | 1,000通貨売り(100円で決済) |
100.4円 | 1,000通貨買い(100.9円で決済) | 1,000通貨売り(99.9円で決済) |
100.3円 | 1,000通貨買い(100.8円で決済) | 1,000通貨売り(99.8円で決済) |
100.2円 | 1,000通貨買い(100.7円で決済) | 1,000通貨売り(99.7円で決済) |
100.1円 | 1,000通貨買い(100.6円で決済) | 1,000通貨売り(99.6円で決済) |
100.0円 | 1,000通貨買い(100.5円で決済) | 1,000通貨売り(99.5円で決済) |
上記を1セットとして、サポートロングを100.0円にセットしておけば完了です。上記セットを101円~102円、102円~103円とセットしておけば、ほぼ自動でのトレードが可能になります。
合計21個のエントリー予約をするわけですね!
グルトレのメリット
- 裁量トレードが苦手な人でも利益が出せる
- 時間がない人でも取り組める
- 半自動化できる
グルトレの主なメリットは、裁量トレードが苦手な人でも利用できる点、常にチャートを見る必要がない点、レンジ相場で本領を発揮する点、そして自動化できる点です。これにより、時間が限られた兼業トレーダーや初心者でも利益を得やすいとされています。
グルトレのデメリット
- 急な値動きに対応できず、含み損が膨らみ続ける
特にレンジ相場で効果を発揮するとされており、裁量トレードが苦手な人や時間が限られた兼業トレーダー、初心者にも利益を得やすい手法とされています。ただし、市場の急激な動きに対応できないリスクもあるため、運用には注意が必要です。
急な値動きに対応できる最低限のスキルは必要になりそうです。
トレンド転換時の判断が肝になってきそうですね
川崎ドルえもん流・資金管理の極意
次に川崎ドルえもんとは何者なのかについてや資金管理についての本も書かれているみたいなので、どのような運用方法を行っているのかなど詳しく見ていきましょう。
なぜ川崎ドルえもんという名前で活動しているのかが1番気になりますね!
川崎ドルえもんとは?
自称底辺高校を卒業後に建設現場や工場での仕事を経験して、その後専業トレーダーに転身。
500回以上の検証を重ね、独自のトレード手法「グルトレ(グルグルトレイン)」を開発。
「川崎ドルえもんのFXブログ」では、自身のトレードに関する考え方や手法について記事を執筆しているブロガーでもあります。
最近では「サンドウィッチ戦略」という手法も公開しており、精力的に活動しています。
顔出ししているとは思いませんでした!
基本的に各SNSやブログなどで登場している上記アイコンのほうが、見覚えがある人が多いのではないでしょうか。
YouTube
YouTubeチャンネルは存在しているようですけど、公開されている動画が1つもありませんでした。
限定で動画を配布したり、特別なときに利用したりしているのでしょうか。
もう1つYouTubeチャンネルが存在していましたが、こちらはいくつかの動画が投稿されていました。
しかしいずれにしても、YouTube活動に重きを置いていなのかもしれません。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)では、投稿頻度も高く、幅広く活動している印象です。自身で投稿もすれば、ときにはリポストを行います。
内容もFXのことだけではなく、自分の興味がある分野へリポストしたり、政治についてポストすることが多いです。
フォロワー数も2.6万人と多く、川崎ドルえもん氏の手法(グルトレやサンドウィッチ戦略)を実践している方も見られます。
フォロワー数やポスト内容から川崎ドルえもん氏のファンが多いと推測できますね!
著書
グルトレをはじめ、数々の本を出版しているようです。タイトルを見ると資金管理について書かれていることが多いように感じます。
川崎ドルえもん氏のトレード理論では、資金管理に重きを置いている可能性があります。
レビューに関しても、以下の通りで、良い感想と悪い感想が半々といったところです。
本を出版するのも大変そうですね。。
資金管理が成功のカギ
川崎ドルえもん氏がFXで勝てるようになったきっかけが、資金管理を行うようになってからだそうです。資金管理といっても単純な計算を行うだけではなく、精神的な管理や確率の本質について理解しておくことが重要だと言っています。
詳しくは川崎ドルえもん氏が書いているnoteや著書を見なければわかりませんが、以下のことに留意していることがわかりました。
- 勝率の本質 – 取引における勝率の重要性とその影響を理解する
- 確率の真実 – 取引の成功確率に関する現実的な見方を学ぶ
- 精神の管理 – 取引における心理的側面とその管理方法
- 資金管理の基本 – 資金管理の基本的な考え方とその重要性を認識
- 計算問題 – 実際の取引における資金管理の計算方法を習得
- テクニカル分析との組み合わせ – テクニカル分析に基づいた資金管理の適用方法
川崎ドルえもんのブログから学ぶ
川崎ドルえもん氏は、ブログにも力を入れて発信しています。主な内容は以下の通りです。
- FX取引の基本
-
FX取引における基本的な概念や用語の解説。
市場分析やトレード戦略の基礎知識。 - 資金管理
-
FX取引における資金管理の重要性とその方法
リスク管理や資金配分に関するアドバイス - グルトレ(グルグルトレイン)
-
川崎ドルえもん氏が考案したグルトレの詳細な解説
グルトレの設定方法や運用に関する実践的なアドバイス - サンドウィッチ戦略
-
リピート系自動売買における新しい手法「サンドウィッチ戦略」の紹介
この戦略による取引のシミュレーション結果や設定値の公開 - トレードの心理学
-
トレードにおける心理的な要素とその管理方法
トレードの成功に影響を与える心理的な罠や対策 - アノマリー分析
-
為替市場における時間的な傾向やパターンの分析
特定の時期に見られる為替の動きに関する洞察 - ナンピン戦略
-
ナンピン(平均取得価格を下げる手法)の効果的な使用方法
計画的なナンピンによるリスク管理と利益最大化のテクニック
自身の開発した手法の運用報告やトレード手法を紹介していることが多いようです。
川崎ドルえもん氏はアノマリーアナリストと自称していますが、「アノマリー」という言葉を知らない方のために少し説明いたします。
アノマリー(Anomaly)とは、現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。
アノマリーの代表的なものとして、「小型株効果」、「低PER効果」、「配当利回り効果」、「1月効果」などがあります。
グルトレで利益を最大化する方法
グルトレで利益を伸ばしていくには、グルトレの本質を理解する必要がありそうです。ここでは、グルトレをトレードに活かすための有益な情報を紹介していきます。
やるからには徹底してやりたいですよね!
グルトレは儲からないという噂の真相
グルトレは、正しく運用すれば利益を得ることが可能ですが、市場の予測を誤ると損失を被るリスクもあります。利益を出すためには、適切な資金管理と戦略が必要です。
SNS上でグルトレを実践している人を見かけましたので、口コミを見ていきましょう。
利益が出ている人のいれば、大きな含み損を抱えてしまっている人もいました。全体的に実践者も多く、人気の手法と言えるでしょう。
しかしレンジに強い手法だけあって、勢いのあるトレンド相場では、含み損が大きくなってしまう可能性があるようです。
やはりトレンドを見極める力は必要なようです。
どんな手法でもトレンド転換を理解しているかは重要ですよね!
EAを活用した効率的なグルトレ戦略
上記画像にも表示されていますが、Xでフォロワー数23.8万人を誇る羊飼いFX氏がグルトレを簡単に実践できるように開発したEAがあります。
GoGojungleというEA販売サイトで購入可能で、販売実績が800本もある人気商品です。価格が22,000円にもかかわらず、すごい実績だと思います。
何よりも羊飼いFX氏に認められ、運用しやすくするためにEAまで開発してもらうなんてすごいことです。
この実績があると一気に信用性が上がりますね!
まとめ
SNSでの投稿などからもわかりますが、コツコツと手間を惜しまず取り組んでいる方は利益を出していけているようです。
グルトレは初心者でも取り組めるようにシンプルな仕組みにはなっていますが、トレンド方向を見抜く力も必要になります。
方向を見誤ると大きな損失につながる可能性もありますので、リスク管理が必須になってきます。
これからグルトレに挑戦する方は、マルチタイムフレーム分析などの基本的なトレンド方向がわかるような方法を身に付けてからチャレンジすると勝率がグッと上がるかもしれません。
WikiFXではグルトレ以外にもいろいろな手法を紹介していますので、ぜひ見ていってください。
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