CFTCがAIを悪用した仮想通貨詐欺を警告

米商品先物取引委員会(CFTC)はAIを利用した暗号資産詐欺について警告しました。

CFTCは声明において、「日常生活におけるAIの利用が拡大する中、詐欺師は『ボット、取引シグナル・アルゴリズム、暗号資産の裁定取引アルゴリズム、その他のAI技術を利用して、莫大なリターンを生み出せる』と宣伝する」と述べました。さらに、「インフルエンサーがSNSで、これらの胡散臭い宣伝を拡散していることが問題を大きくしている」と付け加えました。

CFTCは、「詐欺師を信じないでください。AI技術は未来や市場の急変を予測することはできません」と警告しました。

CFTCはAIを悪用した詐欺事件を実例として紹介しました。その事件とは、コーネリアス・ヨハネス・スタインバーグによるネズミ講です。この事件では17億ドル以上のビットコインが騙し取られました。彼は、「小額のビットコインをウォレットに預けるだけで、AIを利用した取引ボットによって1日0.5%から1.5%増せる」と宣伝し、多くの個人投資家からビットコインを集めました。そして、彼は集めたビットコインを運用せず、不正に流用しました。

CFTCは、AIを利用した取引ボットや取引所に投資する前に警戒して、徹底して調査を行うように勧めています。投資する前に、投資先の企業やトレーダーの背景を確認することが不可欠です。

CFTCはAIを悪用した暗号資産詐欺に対して警告しましたが、スタインバーグ被告と同様の詐欺手口は、FXやその他投資にも十分にあり得ます。

基本的に、詐欺師は「高利回り」「絶対儲かる」などの言葉で詐欺案件に誘い込みます。以下の記事では各種詐欺の特徴、対策、対応方法を紹介しているので、騙されないよう、ぜひお読みください。(記事の内容は仮想通貨ですが、FXやその他投資でも基本的には同じ手口です)

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免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります

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この記事を書いた人

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