ビットコインが20ヶ月ぶりに4万5000ドルを更新!今後の展開は?

ビットコインが1月2日、4万5000ドルを超えました。昨日、ビットコインは4万2000ドル台から6%上昇し、一時は4万6000ドルまで迫る勢いでした。4万5000ドルを超えるのは約20ヶ月ぶりのことです。

ビットコインが急騰した背景には、米証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFをもうすぐ承認するという期待感が高まっていることが挙げられます。Arkと21Sharesが申請したビットコイン現物ETFの承認可否の決定期限が1月10日に迫っています。そのため、多くの関係者が、SECが1月10日までにビットコイン現物ETFを承認すると予想しています。

もしもビットコイン現物ETFが承認されたらどうなるか。見方は大きく分かれています。

強気派は承認直後から更に大きく値上がると見ています。

暗号資産アナリストでトレーダーのスコット・メルカー氏は、「約1ヶ月間の保ち合いを経て、ペナントをブレイクし、ブルペナントパターンを形成している。ペナントの長さから、5万4000ドルまで上昇する可能性がある」と言っています。

トレーダー兼アナリストのマシュー・ハイランド氏も同様の分析をしています。

弱気派は「噂で買って事実で売る」という格言通りになると見ています。

暗号資産取引企業QCPキャピタルは、「『噂で買って事実で売る』というケースになる可能性があり、過度の楽観は禁物である」だと警戒をよびかけています。QCPキャピタルは3万6000ドルまで下落する可能性があると予想しています。

データプロバイダーのクリプトクオントは、「ビットコインの短期保有者は30%という高い含み益となっており、これは歴史的に見ると調整局面に先行する水準になっている」と述べました。クリプトクオントは3万2000ドルまで下落する可能性があると予想しています。

ビットコイン現物ETF後、どちらの動くかはわからないと言えます。なので、ビットコイン現物ETFのニュースに乗って、今の時期にビットコインやアルトコインに投資するのは、避けた方が良いかもしれません。

2024年には半減期があります。半減期は過去3回行われており、いずれも半減期の後にビットコインの価格が上昇しています。そのため、関係者の多くは、今年は半減期を契機にビットコインは上昇すると見ています。

ビットコインは現在、4万5000ドル前後で推移しています。

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
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